更年期男性に対する施術の基礎|中年期以降の男性特有の生理的変化、施術ポイント・禁忌パターン
動脈硬化、高血圧など、中年期以降の男性特有の生理的変化を理解し、四肢末端から頭頚部まで施術すべきポイントの手技・知識、そして、”施術しない”判断についても学びます。
なぜ更年期以降の男性の死因に
心疾患や脳血管疾患が多いのでしょうか?
それは更年期男性に重大な生理的変化が起こっているからです
そのメカニズムを理解することで
好ましい施術ポイントや、場合によっては施術を控えるべき
サインを判断する力が身につきます
複雑な手技は必要なく、施術初心者にも分かりやすい
更年期男性へのアプローチをまとめた動画マニュアルです
※本講義ではトムソンテクニックやスラスト法は扱いません
※本講義中の「更年期男性」とは更年期症状を抱える、または更年期以降の男性クライアントを意味しています
コースの概要
関節を強くひねったり、痛みを伴うような複雑な手技は必要ありません。
筋肉や関節が弱化した更年期のクライアントにも負担が少なく、受けていただきやすい内容になっています。
心疾患や脳血管疾患など、リスクを伴うサインを学ぶことで、クライアントが適切な医療機関を受診できるよう促すための重要な知識を身につけます。
女性と男性の更年期は全く性質が異なり、アプローチも違ったものになります。
男女それぞれの身体のメカニズムを正しく理解し、同じ『更年期』として画一的な施術をしてしまうことを避けるため、「更年期女性に対する施術の基礎」とあわせての受講をおすすめします。

講師情報
カイロプラクティックオフィス
Karakahl院長
神戸カイロプラクティック研究会(KCSG)代表
今増 心堂 先生
2008年:日本カイロプラクティックドクター専門学院 直営店に入店、その後院長として活躍。
2013年10月:独立しカイロプラクティックオフィスKarakahl開院
日本カイロプラクティックドクター専門学院 運動学、整形外科学講師。現在はこうべカイロプラクティック研究会(KCSG)代表として精力的に後進の指導に当たる。
ドロップテーブルでのアジャスト実績は、約38000人。月に6回ほど、トムソン・ドロップテクニックに関するセミナーを開催している。
コースについて
更年期男性の身体には、テストステロンの低下や筋肉量の減少など、特有の生理的変化が起こっています。これらは動脈硬化や高血圧、ひいては虚血性心疾患などの重大なリスクにつながる可能性があります。
本コースでは、こうした中年期以降の男性特有のメカニズムを理解し、脈診や腹部大動脈瘤検査などを用いた「メディカルの受診を促すべき危険なサイン」の判断方法を学びます。
実践編では、クライアントの身体に負担の少ないリリース手法を中心に解説。足や手のグローバル施術から始まり、外側広筋、大腿筋膜張筋、大腰筋、横隔膜、下部僧帽筋など、四肢末端から頭頚部まで的確にアプローチする施術ルーティンを習得します。
さらに、筋力トレーニングやヨガ、必要な栄養素(ビタミンCやマグネシウムなど)のホームケア指導も網羅しており、更年期男性の健康を総合的にサポートする実践的な知識が身につきます。
カリキュラムの内容

1.更年期男性に対する施術の基礎 はじめに
- 更年期男性に対する施術の基礎 内容紹介

2.男性の更年期 概論
- 男性ホルモン(テストステロン)の作用と低下の要因
- 筋肉の減少速度と心疾患などのリスク
- メディカルの診断を促す特徴と血圧に伴う注意事項

3.更年期男性に対する検査法
- 脈診と不整脈の特徴・鎖骨上窩触診
- 腹部大動脈瘤検査の重要性と実践
- 胸郭の可動性と横隔膜の検査

4.更年期男性への施術ルーティン
- 筋力低下のターゲットと手足のグローバル施術
- 高血圧クライアントへの対処法と各種筋膜リリース
- 外側広筋・大腰筋・横隔膜・下部僧帽筋などへのアプローチ
- 斜角筋・大殿筋・後頭下筋群などのリリースと後頭骨牽引

5.ホームケアと栄養
- 適切な施術頻度について
- 心血管系疾患を予防する筋力トレーニング・ヨガ指導
- 更年期男性に必要な栄養素(ビタミンC・マグネシウムなど)

6.更年期男性に対する施術の基礎 まとめ
- 危険因子の多い男性の更年期と講義の総括