胸郭出口症候群 トムソンテクニックアプローチ 基礎から学ぶ症状別トムソンテクニック
手技施術にとって重要な胸郭出口症候群の分類や解剖を学んだ上で、アプローチすべき整形学テスト、アジャストメント技術、軟部組織リリース、腕神経のストレッチなどについて実践的に解説します。頚胸部のアジャストメントと軟部組織リリースのベストミックス。
手の痺れや脱力という感覚異常を呈する「胸郭出口症候群」。
この講義では手技施術をおこなう上で重要となる
胸郭出口症候群の分類法や禁忌を紹介し、
神経血管の絞扼に関するバイオメカニクスについて基礎から学びます。
5つの整形学テストによってアプローチが必要となる変位・絞扼を判断し、
それぞれに対するトムソンテクニックを用いた
アジャストメントや軟部組織リリースの実技手法と、
それを施す順番について詳しく解説します。
1人で出来る腕神経のホームケアストレッチなども収録しているので、
胸郭出口症候群クライアントへの対処を包括的に習得できます。
コースの概要
教科書通りの整形学テストでは見過ごされがちな反応を見逃さないためのテクニックや、求めるアジャストメント・リリース効果を得るための細かなコツなど、実際の施術で問題となるポイントを順を追って丁寧に解説します。
なお、本講義で扱う施術テクニックやバイオメカニクスなどをさらに詳しく学べる関連講義に、「腕の疲労からくる肩こり」「頚椎の異常からくる肩こり」「五十肩アプローチ」「胸郭出口症候群 基礎」があります。
あわせて受講いただくことで、本講義へのより深い理解が得られます。

講師情報
カイロプラクティックオフィス
Karakahl院長
神戸カイロプラクティック研究会(KCSG)代表
今増 心堂 先生
2008年:日本カイロプラクティックドクター専門学院 直営店に入店、その後院長として活躍。
2013年10月:独立しカイロプラクティックオフィスKarakahl開院
日本カイロプラクティックドクター専門学院 運動学、整形外科学講師。現在はこうべカイロプラクティック研究会(KCSG)代表として精力的に後進の指導に当たる。
ドロップテーブルでのアジャスト実績は、約38000人。月に6回ほど、トムソン・ドロップテクニックに関するセミナーを開催している。
コースについて
胸郭出口症候群は、単体の筋肉へのアプローチだけではなかなか改善しない複雑な症状です。
本コースでは、アジャストメントと軟部組織へのリリースを組み合わせた的確な調整法を解説します。
神経性・静脈性・動脈性といった分類法や、椎間板ヘルニアとの鑑別方法を学んだ上で、モーリーテスト、アドソンテスト、小胸筋テスト、エデンテストといった各種整形学テストを実施。
それぞれのテスト結果に基づき、骨盤調整から頚椎・鎖骨・肋骨・肩甲骨へのアジャストメント、そして斜角筋や小胸筋へのリリースをどのような「順番」で行うべきかを徹底的にレクチャーします。
施術効果を維持するためのホームケア(神経ストレッチなど)や一連の実技演習も収録しており、臨床ですぐに役立つ実践的な知識と技術が詰まったプログラムです。
カリキュラムの内容

1.はじめに・胸郭出口症候群概論
- はじめに・胸郭出口「症候群」とは
- 胸郭出口症候群のメカニズム・当たる状態と禁忌

2.胸郭出口症候群の分類
- 手技施術に役立つ胸郭出口症候群の分類法
- 神経性・静脈性・動脈性 胸郭出口症候群

3.胸郭出口症候群の神経血管絞扼箇所
- 神経血管絞扼箇所 ①〜③
- その他の原因

4.椎間板ヘルニアの判断について
- 頚椎圧迫テスト・バルサルバテスト・振動覚テスト
- 反応が見られた場合の対応と注意点

5.胸郭出口症候群への整形学テスト・アジャストメント
- モーリーテストと疑われる変位(鎖骨後方変位・シブソン筋膜など)
- アドソン/リバースアドソンテストと疑われる変位(頚椎後方/前方回旋変位・斜角筋など)
- 小胸筋テストと疑われる変位(肩甲骨烏口突起下内方変位・小胸筋など)
- エデンテストと疑われる変位(第1肋骨上方変位・鎖骨遠位端下方変位など)
- 各テストに応じたアジャストメントと軟部組織リリースの実践

6.腕神経のホームケア
- 正中神経・尺骨神経・橈骨神経ストレッチ
- ぶらさがりによるケアとクライアントからの質問対応

7.胸郭出口症候群アジャストメントの実技演習・講義のまとめ
- 各種テストからアジャストメント、リリースまでの一連の実技演習
- 施術結果の確認と講義のまとめ